FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

抗加齢医学会講習会レポート その3

先日行われました、講習会のレポートを書いています。

臨床栄養療法アップデート
〇20万年前クロマニヨン人出現⇒8000年前新石器時代、農耕牧畜の始まり⇒第二次世界大戦後、精製した食品を食べる。⇒現代
〇食物の変化
新石器時代 現代(日本)
タンパク質 % 30 16
糖質 % 45 57
脂肪 % 20 27
食物繊維 g/day 86 10
食塩 g/day 1.5 13
カリウム g/day 7 2.5
カルシウム g/day 1.5 0.6

  タンパク質、食物繊維、カリウム、カルシウム減っている
〇感染症は減り、免疫異常、アレルギー疾患は増えた。
〇現代は精製された糖質の過剰摂取が問題である。5時間血糖負荷検査を行うと、血糖値の変化は、反応性低血糖症、無反応低血糖症、乱高下型低血糖症などがあり、これらの症例では血糖値、HbA1c値は正常なのである。
〇症例:52歳女性うつ症状。検査データ
AST 14
ALT 8
LDH 142
BUN 8
T.cho 162
HDL.c 63
血糖 92
血糖負荷検査 乱高下型
               
AST、ALTが低値なのはビタミンB6の不足、アミノ基転移反応の抑制が考えられる。LDHの低値はナイアシンの不足、基礎的エネルギー代謝の低下が考えられる。BUN低値はタンパク質代謝の低下が考えられる。Tcho低値はリポタンパク合成の抑制が考えられる。
血糖値の乱高下型低血糖症は血糖調節障害の可能性がある。
〇治療として糖質制限によるグルコーススパイクの調節、タンパク質中心食の頻回摂取。栄養素の補給(ビタミンB、ナイアシン、アミノ酸、プロテイン剤):以上により症状は改善した。
〇症例:機能性低血糖症:精製された糖質の過剰摂取は副腎を刺激する。血糖の急上昇の後に急激に低血糖、その後一斉にホルモン値(グルカゴン、ACTH、コルチゾル、アドレナリン、成長ホルモン)が上昇する。不規則な食事も副腎を刺激する。
〇副腎披露の食事療法:朝食は午前9時前に食べる。一日5~7回食とする。炭水化物の前にタンパク質をとる。単純糖質を避ける。急激な糖質制限はかえって危ない。

スポンサーサイト

抗加齢医学会講習会レポート その2

先日行われました、講習会のレポートを書いています。

日本人腸内マイクロバイオームの特徴

〇地球上に生息する最近の総数10の30乗
〇世界の人口7X10の9乗 つまり地球は細菌の惑星である。
〇細菌叢の解析方法:培養法、メタゲノミクス(大量シークエンスと情報解析による遺伝子探索
〇ヒト常在細菌叢:鼻腔、口腔、皮膚、消化管で約1000兆個存在。特に腸内細菌は1000兆個
〇腸内細菌叢と健康と病気:多彩な代謝機能(ヒトとの共生関係)。宿主の腸管上皮細胞の増殖と文化。宿主の免疫系の成熟化(恒常性の維持)。感染病原菌の防御。細菌叢組成はさまざまな疾患素因となる。
〇比較メタゲノム解析により細菌叢に特徴的な遺伝子の同定した。
〇健常者の腸内細菌叢の菌種数:離乳前乳児は約40種と大人の1/3~1/5。しかし離乳後は大人の変わりなく200種くらいある。大人は多様性に富んでいる。年齢差はない。
〇ヒト常在菌叢を形成する細菌菌種:ファーミキューテス、バクテロイデーテス、アクチノバクテリア、プロテオバクテリアこの4門で99%占める。
〇腸内細菌叢はひとりひとり異なる。たとえば親子間、双生児間でも違う。
〇腸内細菌はどこから来たのか?ヒト常在菌、周囲の環境細菌、病原菌が口から入り、腸に到達、腸内環境に適した、細菌種だけが定着する。つまり、生活環境、食事、遺伝背景、整理状態、免疫機能、細菌間ネットワークが関与している。
〇ヒト腸内細菌叢の腸タイプ:人類は3つの腸タイプに分類できる。これは人種、国に依存しない。BACTEROIDETES,RUMINOCOCUS,PREVOTELLA.
〇腸内の常在菌叢は恒常性の維持に関与する。無菌マウスにはさまざまな組織、免疫系の異常や未発達が観察される。 
〇その一方で病気の一因にもなる。無菌マウスに腸内細菌叢を入れると炎症を起こした。
〇ビフィズス菌が大腸菌O157の感染死を防御するしくみとは糖類を頻繁に代謝、より多くの酢酸を生成すること。
〇腸内細菌叢はヒトゲノムと相互作用している。細菌成分・代謝物・宿主分泌物などで。
なので食習慣の結果を腸内細菌叢で評価できる可能性あり。
〇腸内細菌異常と病気(腸内から全身へ):炎症性腸疾患から自己免疫疾患。
〇ヒトはヒトゲノムと常在菌からなる超有機体である。

庄内アンチエイジング研究会に参加

去る12月22日におとなり山形県庄内地区の研究会に行ってきました。
以前より活発に活動しておられる今野先生(整形外科医)の存在を知っていましたが、
ぜひお会いし、活動内容を参考にさせていただきたいと考えていたからです。

今野先生は新潟大学のご出身だそうです。
美咲クリニックをご開業され、またアンチエイジングセンターも開設せれています。

さて今回の研究会内容は

① 生活習慣病を中心とした症例検討
庄内医療生協大山診療所 田中栄一先生
② 見た目のアンチエイジングの考え方
近畿大学アンチエイジングセンター
近畿大学医学部奈良橋病院 皮膚科教授
 山田秀和先生

でした。
遠く関西方面の先生をお招きするというあたり
スゴイです。
聞けば米井先生、白澤先生も来られるとか。
新潟も頑張らなければと思った次第です。

垂れ幕
山田先生と
近畿大学 山田先生と

運動器のアンチエイジング

高橋先生の講義の概要です。
詳しくお知りになりたい方はご連絡ください。

運動器のアンチエイジング
―骨粗しょう症と脆弱性骨折の二次骨折予防―
1. 運動器とは
2. ロコモティブ・シンドローム
3. 骨粗しょう症と脆弱性骨折に対するアンチエイジング
4. 英国の大腿骨近位部骨折の二次骨折予防
5. 日本の大腿骨近位部骨折の二次骨折予防
6. 連携教育と多職種連携によるアンチエイジング
7. 脆弱性骨折に対するアンチエイジング
8. まとめ

1.運動器とは
身体活動を行う筋・骨格・神経系の総称。筋肉、腱、靭帯、骨、関節、神経、脈管系など。その機能的連合をさす言葉。

2.ロコモティブ・シンドロームについて
定義:主に加齢による運動器の障害により要介護になるリスクの高い状態。
原因:運動器自体の疾患。加齢による運動器機能不全。

3.骨粗しょう症と脆弱性骨折に対するアンチエイジング
脆弱性骨折の経過:橈骨遠位端骨折⇒脊柱骨折⇒大腿骨骨折
ロコモ・シンドロームは健康長寿を阻害する因子のひとつなので予防が肝心。
骨強度=骨密度+骨質 である。これにはビタミンD、K不足、エストロゲン低下、生活習慣病、加齢、酸化ストレスが関与している。
最近、ビスホスホネート剤の登場により、骨折発生率は低下している。

4.英国での取り組みは骨折発生後4時間以内に入院、48時間以内に手術、褥瘡防止、術前診断、退院前の転倒評価、内服薬確認フォロー、このすべてを満たせば、医療費加算対象にしたところ、各病院がとりくみ始めた。

5.日本における二次骨折予防とりくみ
大腿骨近位端骨折患者を継続的に管理するための課題としては、整形外科医、リハ医、かかりつけ医が連携するしくみをつくり、患者管理データベース構築など。

6.連携教育
卒前の連携教育は卒後のチーム医療を向上させる。日本保健医療福祉連携教育学会が創設され、医学部教育で連携教育が始まりつつある。

7.脆弱性骨折に対するアンチエイジングとしては、二次骨折予防が鍵。
老人施設における啓蒙(施設職員に対する)が大事

8.まとめ
脆弱性骨折の治療と二次骨折予防は心筋梗塞、脳卒中と同じく、多職種連携で徹底的に実施する。骨折連鎖を断つために骨粗鬆症の薬物治療を継続する。転倒予防の実施。

アンチエイジング勉強会のこと

さる12月13日に勉強会を行いました。
講師は新潟大学整形外科学教室名誉教授
高橋栄明先生でした。

丁寧な抗議、皆様の熱のこもった討論で
おかげさまで盛況でした。
大変ありがとうございました。

資料がございます。
ご希望の方はご連絡ください。

また皆様のお役に立つような勉強会を企画してまいります。
プロフィール

アンチエイジング新潟

Author:アンチエイジング新潟
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。