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”脳を鍛えるには運動しかない”を紐解く その4

第一章 革命へようこそ
第二章 学習
第三章 ストレス
第四章 不安
第五章 うつ 
第六章 注意欠陥障害
第七章 依存症
第八章 ホルモンの変化
第九章 加齢
第十章 鍛錬

第四章 不安
不安は脅威に対するごく自然な反応。ストレス反応において交感神経系と
視床下部―下垂体―副腎軸の活動が高レベルに達した時点で発症する。
有酸素運動をすれば不安が解消されるという事実は昔から知られていた。
筋肉が働き始めると体は脂肪を分解して遊離脂肪酸を作る。
遊離脂肪酸はトリプトファンと結合していたアルブミンを奪い取る。
トリプトファンは血液脳関門を通過し、脳に入り、セロトニンの構成成分となる。
チリの15歳の高校生198人を2群に分け、1群は週3回激しい運動をさせる、
1群は週1回通常の体育の授業のみという実験をしたところ、
不安の低下率は前者が14%、後者が3%だったとのこと。
BDNFが不安を駆除するにかかせない因子であるという報告がいくつかある。
運動はニューロン結合に必要なものをすべて供給する
。だからこそ運動をというわけだ。不安障害の薬物療法は2つある。
三環系抗うつ剤イミプラミンとβ遮断剤である。イミプラミンはノルアドレナリンと
セロトニンの相互作用を操作する。β遮断剤はアドレナリンの働きをおさえる。
まさしく運動で得られる効果にそっくりである。
2004年のニューイングランドジャーナル誌に掲載された不安障害の
治療法の概説では運動に関しては一言も述べられていなかった。
これに不満をいったのは心臓専門医だった。運動すると、
心筋から心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)が分泌されるがこれが海馬に作用し、
鎮静効果があることがわかっている。さて運動の具体的な効果は以下である。
①気をそらす②緊張をほぐす③脳の資源をつくる。セロトニン、ノルアドレナリン、
GABA,BDNFなどだ④別の結果があることを教える、記憶のすり替えである。
⑤回路を作りかえる⑥立ち直りが早くなる。自己把握である。⑦自由になれる。

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