FC2ブログ

抗加齢内分泌研究会レポート その2 

メラトニンと糖質・脂質代謝への影響
〇メラトニンは睡眠、生殖に関与するホルモンで脳松果腺より主に分泌
〇メラトニンの生合成経路:トリプトファン⇒5HTP⇒セロトニン⇒メラトニン
〇メラトニンの整理作用①催眠、深部体温低下作用②強力な抗酸化作用③糖代謝脂質代謝への影響④免疫系への作用⑤発がん抑制作用
〇①催眠、深部体温低下作用:血中濃度は昼低く、夜高い。産生は網膜への光入射で抑制される。加齢とともに血中濃度低下する。ピークは前にずれる。加齢とともに、早く眠くなり、朝早起きになる。不眠治療や時差ボケ治療にも使われる。
〇②強力な抗酸化作用:アンチオキシダントである。いったん酸化されると再還元されない。核DNA、ミトコンドリアDNAを保護する。BBBを通過する。
〇③糖代謝脂質代謝への影響:メラトニンは単離β細胞でのインスリン分泌を抑制する。矛盾するような作用であるが、長期でみるとメラトニンは膵島の分化増殖を促す。ROSへはスカベンジャー作用あり。血漿中の脂質を低下させる。
〇ラットの実験系で糖尿病ラット、糖尿病+メラトニンラットで比較。インスリン、レプチンは後者で低い。しかしインスリン感受性は上がった。またTNF-αは下がった。
〇まとめるとメラトニンはインスリン抵抗性を下げ、感受性をあげるのである。脳松果体を破壊するとこれらの作用はなくなってしまう。
〇さて臨床応用であるが、今の所決まった治療法はない。

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アンチエイジング新潟

Author:アンチエイジング新潟
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR