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抗加齢医学の実際2012 レポート その1

先日行われました、
抗加齢医学の実際のレポートを書いています。

アンチエイジング アップデート2011-2012

1. マイクロバイオーム研究が活発化
腸内細菌相の話など。ラクトフェリンにより乳酸菌の増殖→抗炎症、抗酸化。
2. カロリーリストリクションしてもサルの寿命は延びない。
3. マラソンは安全なスポーツ
4. セレニウムのホルミーシス仮説
セレニウムの足りない人は摂取により死亡率は低下するが、セレニウムが足りている人がさらに摂取すると死亡率が上昇する。
5. ビタミンEが前立腺がん、骨によくない
ビタミンEの摂り過ぎで前立腺がんのリスクが上昇する。これはビタミンEの摂り過ぎで抗酸化作用が働かなくなると考察されている。ビタミンEの摂り過ぎで骨粗鬆症となる。これはビタミンE摂取で骨吸収傾向になるためと考察されている。
6. アルツハイマーの日常リスクが7つ確定
7. Happy people live longerの動きが活発化
8. ごきげんでメタボが改善
マウスの実験で、幸せな環境(enriched environment)で飼育したマウスは脂肪が減っていった。幸せな環境にいると視床下部からのBDNF(brain-derived neurotrophic factor)がWAT(白色脂肪組織)をBAT(褐色脂肪組織)に変えるのを誘導するためとのこと。
カロリー制限なしで時間制限による食事で代謝疾患の予防になるという動物実験がなされた。Time-restricted feeding without reducing caloric intake prevents metabolic diseases in mice fed a high-fat diet; cell metabolism 2012. 15, 848-60
これはまるで貝原益軒の言っていた食事のとり方(前の食事が消化されない内に次の食事をしてはならない)と同じ。
9. 少しの運動でも健康にプラスに働く大規模疫学研究
Minimum amount of physical activity of reduced mortality and extended life expectancy; Wen et al. Lancet 2011:378:1244-53 運動量を弱・中・強・最強にわけてハザード比をみた。少しの運動でもハザード比は下がり、運動強度が強いほどハザード比は下がるのだ。すべての人が運動した方がよい。
10. ラパマイシンパラドックスが解明される。
Rapamycin-induced insulin resistance is mediated by mTOR C2 loss and uncoupled from longevity; science,2012,mar.30.335.1638-43 ラパマイシンは長生きすると言われている薬であるが、飲み続けているとインスリン抵抗性をあげ、血糖値が上昇する。このパラドックスは?mTORc1シグナル低下は独立して寿命をのばす。
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