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抗加齢医学の実際 レポートその2

先日行われました、抗加齢医学の実際 のレポートを書いています。

エイジングをめぐる仮説
① インスリンIGFパスウェイが大事
② サーチュインが大事
③ mTORが大事
この3つが有名であるが
ヨーロッパではインスリンIGFパスウェイを支持することが多く、アメリカでは
mTORを支持することが多い。日本ではサーチュインが大事とすることが多い。

サーチュイン遺伝子についてーー最近の研究――

〇ヒストン脱アセチル化酵素。この遺伝子の活性化により酵母、線虫、ショウジョウバエで寿命がのびることが報告されている。SIRT1~7まである。
〇レスベラトロールの短期投与で代謝大幅改善したとする報告。これの報告によると11人の肥満健康男性に150mg/日のレスベラトロール内服でSIRT1タンパク質の発現増加。血糖値、インスリン抵抗性の低下。代謝の減少。収縮期血圧低下。ミトコンドリア機能の活性化。肝臓脂肪の減少。肝機能の改善。AMPK(細胞のエネルギーが欠乏すると活性化する酵素)の活性化。がおこる。Calorie restriction-like effect of 30 days of resveratorol supplementation on energy metabolism and metabolic profile in obese humans :Cell met:vol14,2011
〇Sirt6がマウスの寿命を延ばした。Sirt6-transgenic miceの実験。The sirtuin SIRT6 regulates lifespan in male mice :Nature 2012
〇レスベラトロールの量で働くパスウェイが変わる。Sirt1 is required for AMPK activation and beneficial effects of resveratrol on mitochondrial function. :cell metab 2012;15
〇SRT1720で肥満マウスの寿命が延長する。SRT1720はsirt1のactivatorであるが、高脂肪食で育てたマウスの寿命が延長した。STR1720 improves survival and healthspan of obese mice :scientific reports 2011;1:70
〇ミトコンドリアのSIRT3が長寿に重要
〇NADを上昇させてサーチュインを活性化
 NAD(nicotinamide adenine dinucleotide)を増加させる方法はレスベラトロールだけではない。カロリー制限、運動、PARP(poly ADP ribose polymerase)阻害剤、NMN(nicotinamide adenylyltransferase)、NR(nicotinamide ribosite)もある。
PARP1阻害はNADを増やし、SIRT1を活性化させる。
〇レスベラトロールはPDE(phosphodiesterase)阻害剤だった。
Resveratrol ameliorates aging-related metabolic phenotypes by inhibiting cAMP phosphodiesterases :cell 2012;148
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